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日々の記録をつらつらと。

エンジニアと育児の両立のふり返り (その2:長女誕生~現在)

はじめに

本記事は下記記事の続編です。
seki-ishikawa.hatenablog.com

本記事では、長女が生まれてから現在までの振り返りとその時々に感じたことについて書いていこうと思います。

現在の状態・家事分担

前回同様ですが、念の為再掲。

[私]
某ソフトウェアメーカー勤務のQAエンジニア。二児の父親。基本土日休み。
家での役割分担:

  • 勤労(主な収入源)
  • ごみ捨て
  • 重いものの運搬作業
  • 洗車
  • 風呂掃除
  • 長女・次女のお風呂(休日メイン)
  • 長女のご飯&次女のミルク
  • オムツ替え(随時)
  • 夜泣き対応(休日メイン、平日サブ)
  • IT全般(ファイルサーバ管理・ツール開発&導入・PCトラブル対応)
  • 子供写真・動画撮影&編集

生活費は基本全て私の収入で賄い、残りはすべて貯蓄。

[妻]
学校の先生。二児の母親。現在育児休暇中。
家での家事分担:

  • 料理全般(負担大)
  • 私不在時の育児(負担大)
  • 授乳(負担大)
  • 長女・次女のお風呂(平日メイン)
  • 夜泣き対応(休日サブ、平日メイン)
  • 掃除全般
  • 買い出し
  • 部屋づくり
  • 事務手続き(役所、郵便局等、平日窓口中心)


収入(育休手当)は一部小遣い&生活費でそれ以外はほぼ貯蓄。

[長女]
もうすぐ2歳。最近少しずつ言葉を覚え、自我が芽生え始めた。
いないいないばあっ!」と「おかあさんといっしょ」が大好き。
食欲旺盛で好きな食べ物はきゅうりとみかんとヨーグルト。かわいいです。

[二女]
もうすぐ2か月。すごくおとなしい。
妻曰く、「おなかがすいたときと寂しい時しか泣かないのでとても助かる」
私の顔を見ると「だっこしろ」と目で訴えてくる(?)かわいいです。

長女誕生後にやったこと・感じたこと

まず最優先にやったことは、食糧(ミルク)の確保。
これは前記事でも書きましたが、赤ちゃんが嫌がらない限りは産婦人科で使用していたものをそのまま使用するのが良いと思います。
我が家ではこれを採用しました。二女も一緒です。二人共喜んで(?)飲んでます。たぶん。
www.beanstalksnow.co.jp
哺乳瓶は成長に合わせて大きいサイズのものを追加購入しました。
洗浄環境は下記と100均のブラシを採用。
item.rakuten.co.jp
ブラシは100均で大丈夫なの・・・?という声もあるかと思いますが、100均の洗浄ブラシは意外と高品質なので安心です。
特に子供が小さいときは1日に何度も使用するものなので、100均でまとめ買いして使用するほうが良いと思います。
chiroro.tokyo
ミルトンとか自動洗浄機も検討しましたが、費用対効果考えると少し高い買い物かな・・・と思ってやめました。



次に大事なのは赤ちゃんの寝床。
新品を買うと高価なのと、子供が大きくなると使わなくなることを考慮し、ダスキンレントオールのレンタルサービスを利用することにしました。月額数千円単位でレンタルできるので、非常にオススメです。
www.kasite.net
長女の時にはスウィング式のベッド(自動でゆらゆら動いてくれるタイプ)をレンタルしました。
寝かしつける分には非常に便利でしたが、大きくなるにつれて窮屈になってしまうので、生後2ヶ月程度しか使用しませんでした・・・笑
赤ちゃん時期のベッドとして使うなら、多少場所はとってもサークル式のベッドのほうが良いと思いました。
(二女からはこちらを利用していますが、柵付きで安心して使用できますし、ベッド上でオムツ交換できるのは結構大きいです)
www.kasite.net

首が座り始め、ハイハイを覚えたタイミングでこちらのゲートを購入しました。
www.toysrus.co.jp
ハイハイを覚えると一気に行動範囲が広がるため、目を離したスキにキッチンに侵入したり使用中のアイロンに手を触れ大怪我・・・というリスクが出てきます。
赤ちゃんを守るためにも、危険なスペースの前にはこちらのゲートを導入することを強くおすすめします。
(長女はこれをよじ登ろうとしていましたが・・・苦笑)



仕事面では、とにかく早く帰ることを意識するようになりました。
平日の昼間は妻に任せっきりになってしまうため、どんなに遅くとも19時半までには一旦切り上げて帰宅し
帰ったら長女のオムツ替え・授乳(ミルク)、寝かしつけを率先してやるようにしました。

業務面も、ちょうど仕事を振られる側(担当)から振る側(纏め)にシフトし始めた時期でした。
今までは少しでもスキルと経験を身につけるべく、いろいろなことに手を出し、帰りの時間が遅くなってもあまり気にしない生活を送っていましたが、
子供が生まれてからは後輩に任せられる仕事は積極的に任せ、業務の属人化・業務の平準化を意識するようになりました。
VBApythonでテストツールを作ったり、バグ管理ツールを作ったり、色々やりました)
結果的には個人だけでなく、チーム全体の作業時間も平準化され、QOLが向上されたかなと思ってます。

また、妻の実家の近くに引っ越すようになってからは、
通勤電車の乗り継ぎが発生し、帰りの電車の時間によって帰宅時間が大きく左右されるようになりました。
せっかく早く上がれても、電車が遅延することで帰り時間が遅くなってしまうことも多々ありました。

なんとかならないもんか・・・と思い、作ったのが下記。
これにより、電車が遅れそうなら早めに帰るなど、列車の運行状況に応じてアクションができるようになり、無駄な時間が削減できるようになりました。
qiita.com

持ち家取得

長女が生まれた2ヶ月後に、近所に分譲地ができたため、本格的に持ち家を検討し始めました。
本当は長女が小学校入ってからを考えていたのですが
居住地近辺の分譲地はなかなかでないこと、住宅ローンの返済期間を考えると早めが良いと思ったため、今回の決断に踏み切りました。

マンションも一時期検討しましたが、
部屋の間取りを自分好みにしたいのと、静かな所で子育てをしたいという要望を踏まえ、注文住宅にしました。

やったことは下記の通りです。

①土地購入
ハウスメーカー工務店巡り ※①と②は並行
③住宅ローン融資先巡り
④契約・間取り決め
⑤着工・竣工後検査立ち会い
⑥家電購入

1番悩んだのは②。
近所の住宅展示場に何度も通い、大手ハウスメーカー、地元工務店設計事務所などいろいろ見てまわりました。
最初は大手メーカーを中心に考えていたのですが、これから子供を育てながら、互いの趣味も続けつつ、住宅ローンを払うことを考えると、これらはどれも総じて予算オーバーでした。。。

とはいえ、耐震性や気密性は妥協したくはなかったので、
スペックを維持しつつ、予算内で家が建てられるメーカをひたすら探した結果、
地元の某ハウスメーカーにお願いすることにしました。

どこにお願いしたかはは伏せますが、ご参考までに、個人的に良いなと思ったハウスメーカーを上げておきたいと思います。
茨城在住のため、茨城にあるメーカーばっかりですがそこはご了承ください。

予算は抑えつつ、耐震・断熱などのスペックも重視したい方
www.noblehome.co.jp
www.hinokiya.jp
www.papamaru.jp
asuka-studio.co.jp

少しでもお金出してでもハイスペックの家を建てたい方
www.ichijo.co.jp
sfc.jp

間取りは機能性と将来性を考えて下記を重視しました。
(結果的には大正解でした。注文住宅の間取りを考えている方は、これらを考慮に入れることをおすすめします)

  • 平屋チックな2階建て(老後のことを考え、生活スペースは全て1階。2階には子供部屋、私の部屋、納戸のみ)
  • 風呂場⇔洗濯室⇔WICを横一列につなげる。(妻の要望。洗濯作業効率UPのため)
  • リビンクは広め。キッチンは対面形式にする(妻の要望。調理中でも子供の様子が見えるように)
  • 断熱材はワンランク上のものを選ぶ(私の要望。エアコン代削減のため。)


家電は古くないもの以外はすべて買い替えました。
基本的には価格.comで最安値チェック→家電量販店で価格交渉という王道パターンで買い揃えていきました。

価格情報についてはこんなのを作って定期的に情報収集してました^^;
qiita.com


その中も、導入を強くおすすめしたい家電が2つあります。
1つは乾燥機(もしくはドラム式乾燥機)もう1つは食器洗い乾燥機です。
これらがあると無いとでは大違いです。洗濯と皿洗いにかける時間が大幅削減できます。

我が家では前者は乾太くん、後者はシステムキッチンにビルトインされているものを選びました。
rinnai.jp

二女誕生後にやったこと・感じたこと

特別追加でやったことはありませんが、
お風呂、ごはん、オムツ替え、寝かしつけ、夜泣き対応の負担が2倍になりました汗。

とくに二女が小さいうちは、3時間おきに授乳しなければならないので、これが大変です。

。。。いや、本当に大変なのは妻か。
毎日毎日本当に頭が下がります。


自己啓発に当てられる時間は少なくなりましたが、今携わっているPJが海外向けのシステムで英語を日常業務で使っているため、英語の勉強は継続的にする必要がありました。

そこで、TEDやスタディサプリをiPhoneに入れて、電車通勤中にリスニング、リーディングをやったり、子供を寝かしつけている傍で金フレやったり、Evernoteで単語帳を作って夜寝る前に見たりすることで、まとまった時間を集めて勉強するようにしました。
結果、受験したTOEIC は今のところ最高点近辺をなんとか維持できています。

TOEICに限らず、資格試験の直前はどうしてもまとまった勉強時間が必要だったので、
妻に日曜昼間だけお願いし、近所のスタバやタリーズに籠城して勉強したりもしました。

自己啓発に充てられる時間は総じて減りましたが、
「その分限られた時間で成果を出そう!」と考えるようになったと思います。
(このマインドは少なからず業務面でも出てきているため、これはこれで良い傾向なのかなと)

振り返り


半ば自分の備忘録になってしまいましたが、
結婚してから子供が2人生まれるまでにやったこととその時々に感じたことを書き下ろしてみました。

子育ては自分が想像していたより大変です。
AWS Japanの白山さん(@fushiroyama)も下記の記事でおっしゃってますが、
自分の時間は確実に減ります。そして奥様の負担はその倍以上増えます。
employment.en-japan.com

私はたまたま妻の実家に近いところに住むことができたため、
妻のご両親のサポートを頂きながらなんとかやっていますが、サポートが無いところで子育てしている方々は本当に大変だと思います。。。

とはいえ、子供の成長を間近で見られることは何よりも嬉しいですし
ふとしたときの子供の笑顔は何よりも癒やされます。

これからも、適度に息抜きしつつ
エンジニアとしても二児の父親としても成長していければいいなと思っています。

おわりに

長文&駄文になってしまいましたが
最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからご結婚される方、子供が生まれる方、持ち家を取得される方の一助に、
そしてエンジニアと子育ての両立に悩んでいる皆様の共感を得られればこの上なく幸いです。

余談

今後やってみたいこと。