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日々の記録をつらつらと。

初級ソフトウェア品質技術者認定資格(JCSQE)受けてみた

はじめに

去年の11月に日科技連が主催している初級ソフトウェア品質技術者認定資格(以下JCSQE)を受験し、
本日無事合格をいただけたので、受験にあたっての勉強法と実際に受けてみての感想について書いてみたいと思います。

これから受験する方の参考になれば幸いです

そもそもJCSQEとは?

日科技連が主催として行われているソフトウェア品質向上のための資格制度。
一見、ソフトウェアメーカーのQAやテストエンジニア向けの試験制度のようにも見えるが、
開発者やPMなどソフトウェアに携わるすべての人を対象にしている。

試験自体はすべてSQuBOK(後述)から出題されます。

受験料は初級が10,800円、中級が16,200円。

Webサイトはこちら。
www.juse.jp

勉強方法

初級は専用の問題集があるので、
「問題集を解き、わからない箇所はSQuBOKで調べる」という方法で進めました。

books.rakuten.co.jp

books.rakuten.co.jp

このSQuBOKには、ソフトウェアの品質の定義〜品質向上技法までありとあらゆるノウハウが載っています。

個人的にはQAだけでなく、ソフトウェアの品質を向上させたいSEや開発者にもぜひ読んでほしいと思ってます。
会社の勉強会や輪読に使っても良いかもしれません。

ただ、ページ量がものすごく膨大なので、
試験勉強として最初にSQuBOKを読むのはやめたほうがよいです。確実に挫折します。
あくまで「副教材」として扱うことをオススメします。

あとは、電車の移動時間をつかってQbookの模擬試験解いたりしてました。
www.qbook.jp

受験感想

これまで通りマークシート4択40問の60分形式でしたが、
SQuBOKの内容をしっかり理解していないと簡単に解けないような問題ばかりのように感じました
(たまたま今回がそうだっただけかもしれませんが・・・
 問題集やるだけで臨んでたら足元すくわれてたかもしれません)

初めて受験する方は「問題を解く⇔SQuBOKの該当箇所を読む」を繰り返しやるようにしてください。

他エントリには「初級は問題集だけで十分」とも書かれてたりしますが、
10,800円の受験料を無駄にしたくないならば、これくらいはやっておいたほうが安心だと思います。

ちなみに私は東京で受験したのですが、受験層は20代〜50代と結構幅広かったです。
受験人数も100名超えていたように思えました。受験人数は年々増えているようです。


今後

中級はどうしようかな・・・受験料16,200円が高くてなかなか踏ん切りがつきません。
ひとまず、2月にJSTQB Fundationを受験予定なので。合格できたらこちらのエントリも書きたいと思います。