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日々の記録をつらつらと。

エンジニアと育児の両立のふり返り (その1:結婚~長女誕生まで)

はじめに

あけましておめでとうございます。
久しぶりの更新です。

私事で恐縮ですが、去年の11月に二女が生まれました。
それからは、仕事と育児に追われる日々が続いててんてこ舞いでした。
「二人目だから少しは余裕もってできるかな」と思っていた半年前の自分を殴りに行きたいです。

むしろ2人目のほうが大変です。。。特に夜泣き。

そんなこんなで気が付けばもう2020年。
年が変わった実感も少ないまま迎えてしまいました。

年末年始で仕事が休みになり、少し自分の時間ができてきたので
ここ3年間(結婚してからいままで)の振り返りと、自分が感じたこと、もっとこうすればよかったなということを文章に起こしてみようと思います。

長文になりそうなので、2部構成にしようと思います。本記事はその1です。

これから結婚、子育てを控えている方の一助になれば幸いです。

その1: 結婚~長女誕生まで
その2:長女誕生から現在

現在の状態・家事分担

我が家の現在の状態と家事分担は下記のようになっています。

[私]
某ソフトウェアメーカー勤務のQAエンジニア。二児の父親。基本土日休み。
家での役割分担:

  • 勤労(主な収入源)
  • ごみ捨て
  • 重いものの運搬作業
  • 洗車
  • 風呂掃除
  • 長女・次女のお風呂(休日メイン)
  • 長女のご飯&次女のミルク
  • オムツ替え(随時)
  • 夜泣き対応(休日メイン、平日サブ)
  • IT全般(ファイルサーバ管理・ツール開発&導入・PCトラブル対応)
  • 子供写真・動画撮影&編集

生活費は基本全て私の収入で賄い、残りはすべて貯蓄。

[妻]
学校の先生。二児の母親。現在育児休暇中。
家での家事分担:

  • 料理全般(負担大)
  • 私不在時の育児(負担大)
  • 授乳(負担大)
  • 長女・次女のお風呂(平日メイン)
  • 夜泣き対応(休日サブ、平日メイン)
  • 掃除全般
  • 買い出し
  • 部屋づくり
  • 事務手続き(役所、郵便局等、平日窓口中心)


収入(育休手当)は一部小遣い&生活費でそれ以外はほぼ貯蓄。

[長女]
もうすぐ2歳。最近少しずつ言葉を覚え、自我が芽生え始めた。
いないいないばあっ!」と「おかあさんといっしょ」が大好き。
食欲旺盛で好きな食べ物はきゅうりとみかんとヨーグルト。かわいいです。

[二女]
もうすぐ2か月。すごくおとなしい。
妻曰く、「おなかがすいたときと寂しい時しか泣かないのでとても助かる」
私の顔を見ると「だっこしろ」と目で訴えてくる(?)かわいいです。

結婚してから変わったこと。やったこと。

私自身、3年前に結婚し、それから妻との共同生活が始まったのですが
そこから生活スタイルや考え方がガラッと変わりました。

[独身時代]

  • お金の使い方が自由で、自分の裁量で決められた
  • 自分の時間が多く取れた(その分、無駄に時間を過ごすことも多かった)
  • 帰りの時間を意識せずに働いていた。
  • 趣味・自己啓発に充てられる時間は多かった。

[結婚後]

  • お金の管理がシビアになった。
  • 自分の時間が少なくなった。(100%→50%)
  • まとまった時間を大事に使うようになった
  • 早く帰られるように仕事のやり方を考えるようになった。
  • 趣味・自己啓発に充てられる時間が少なくなった


特に実感したのは、自分本位から家庭本位に変わり、自分が自由に使える時間が少なくなったこと。
自分ひとりの生活じゃないんだからこんなの当り前ですが・・・
その分、まとまった時間を捻出し、その時間を有効に使おうと思うようになった気がします。

まずやったことは、ITインフラ構築。
家でのルーチンワークを少しでも効率化するためにRaspberry piを買ってその中にSambaファイルサーバ構築をしたり
妻のルーチンワークをサポートするツールを整備したりしていました。

この時に、Raspberry PiとLINEのAPIを連動させてお天気通知ツールを作りました。
qiita.com

大学や仕事で身につけたスキルがこんなとこで役立つとは思わなかったので、これはこれで新たな発見でした。

次にやったのは、夫婦の予定を一括管理できるツールの検討。
夫婦の予定共有アプリはお互いの予定把握とド忘れ防止のリスク回避のために絶対導入したほうが良いです。

最初はいろいろ試しましたが、今はTimeTreeを使用しています。
timetreeapp.com

夫婦の予定が色分けで共有できる点、変更履歴が見れる点、ユーザ間(夫婦間)でチャット機能が使える点が非常に良く、非常に使いやすいです。まだ導入していない方にはぜひおすすめしたいです。

その次にやったのは、ライフプランの見直し。
幸運なことに妻の職場の福利厚生の一環で定期的にFPに相談できる機会をいただいたので
今入っている保険の見直しをやりました。
おかげでだいぶ保険料抑えられました。定期的な見直しは大事ですね。
また、それまで財形メインでやってた貯蓄を分散させるなど(財形+外貨+学資保険)しました。
会社でやっていた確定拠出年金も運用配分を見直し、利回りを少しでも増やすよう月イチでちチェックするようになりました。

長女誕生前にやったこと。

長女が生まれる前にまずやったことは、引っ越し。
妻の実家の近くの貸家に空きができたので、思い切って引っ越しました。
職場からは少し遠くなりましたが、妻のご両親のサポートが得られたのは非常にありがたかった。

妻が職場復帰した後の育児の負担をいかに軽減するかが一番の課題でしたが
周囲の妻のコミュニティの支えもあり、なんとかやっています。

次にやったのは、ベビー用品の買い出し。
チャイルドシート、赤ちゃんのお洋服、哺乳瓶、ガーゼ、オムツなどなど。。。

チャイルドシートは種類がたくさんあって悩みました。
悩みぬいた結果、頭の保護機能が一番優れているApricaを選びました。
kakaku.com

リクライニングしやすく、ガッチリしているので安心して使えます。
ただし、少し場所をとりすぎるのが難点。
チャイルドシートに場所を取りたくない方は別のメーカを検討するか、サイズ小さ目のものを選んだほうが無難かもしれません。
チャイルドシートは最新機種で購入すると結構値が張るので、少しでも抑えたい人は、最初に店舗(ベビザラス、西松屋アカチャンホンポ etc...)に言って現物確認をし
通販サイト(楽天amazon etc...)で型落ちのものをチョイスすると安く手に入ります。

哺乳瓶はピジョンのものを選びました。というか、妻が選んできました。
こだわりが無い方は大手のものを買えばよいと思います。

赤ちゃんのお洋服はアカチャンホンポ西松屋で売ってます。
新生児用のコーナーがあるので、そこで買うとよいと思います。
出産祝いで頂けることもあるため、意気込んで多くそろえなくても大丈夫だと思います。

オムツはこれがおススメというものを紹介するのは非常に難しいです。
というのも、赤ちゃんの肌の状態や大きさによって、合う合わないがはっきり出てくるためです。
うちの子はメリーズ、パンパース、グーンなどいろいろ試しましたが
最終的にはメリーズに落ち着きました。
まずはいろいろなメーカのものを試し、自分の子に合うものを選んでいくのが良いみたいです。

ミルクは病院で使ったやつをそのまま使おうと思ってたので、この段階では購入しませんでした。

その次にやったのは、クルマの乗り換え。
以前はデミオ(MAZDA2)に乗ってましたが、チャイルドシートとベビーカーを乗せるキャパを考えるときついので、ミニバンへの乗り換えを検討しました。

ヴォクシーシエンタで悩んだ結果、8人乗りで燃費良しのヴォクシーハイブリッドを選びました。
値ははりましたが、燃費良し、キャパ良し、乗り心地良しでとても満足しています。

ガーゼはたくさんあって困ることはないので、事前にまとめ買いで購入した方がよいです。
ガーゼはよだれ拭き、授乳時の漏れ防止、お風呂等、色々なところで使います。

最後に検討したのは、ビデオカメラの購入。
ビデオカメラは子供の成長記録のマストアイテム!という思い込みもあり、下記のものを買いました。

www.sony.jp

ただ、今振り返ってみると、ビデオカメラで記録しているのはライブイベントのみで、普段の様子を撮りたいとき等は、スマホのお手軽さには勝てないなと感じました。
そのため、子供の成長記録を高画質で残したい方以外は導入優先度を落とし、スマホメインの撮影にするのも1つの手だと思います。

おわりに

まとめると

  • エンジニアとして身につけたスキルは家庭でも役に立つ機会はたくさんある(主にルーチンワークの効率化など)
  • スケジュール共有ツールは必ず導入しましょう。
  • 結婚後はライフプランの見直しを!
  • 赤ちゃんを迎える準備は計画的に!ベビー用品は服、ガーゼ、哺乳瓶を中心に準備を。オムツとミルクは合う合わないがあるので、産まれてからでもOKです。クルマはミニバン以上が良いです。ビデオカメラは無理に買わなくても大丈夫。


今回はひとまずここまで。
その2につづきます。