エンジニアと育児の両立のふり返り (その2:長女誕生~現在)
現在の状態・家事分担
前回同様ですが、念の為再掲。
[私]
某ソフトウェアメーカー勤務のQAエンジニア。二児の父親。基本土日休み。
家での役割分担:
- 勤労(主な収入源)
- ごみ捨て
- 重いものの運搬作業
- 洗車
- 風呂掃除
- 長女・次女のお風呂(休日メイン)
- 長女のご飯&次女のミルク
- オムツ替え(随時)
- 夜泣き対応(休日メイン、平日サブ)
- IT全般(ファイルサーバ管理・ツール開発&導入・PCトラブル対応)
- 子供写真・動画撮影&編集
生活費は基本全て私の収入で賄い、残りはすべて貯蓄。
[妻]
学校の先生。二児の母親。現在育児休暇中。
家での家事分担:
- 料理全般(負担大)
- 私不在時の育児(負担大)
- 授乳(負担大)
- 長女・次女のお風呂(平日メイン)
- 夜泣き対応(休日サブ、平日メイン)
- 掃除全般
- 買い出し
- 部屋づくり
- 事務手続き(役所、郵便局等、平日窓口中心)
収入(育休手当)は一部小遣い&生活費でそれ以外はほぼ貯蓄。
[長女]
もうすぐ2歳。最近少しずつ言葉を覚え、自我が芽生え始めた。
「いないいないばあっ!」と「おかあさんといっしょ」が大好き。
食欲旺盛で好きな食べ物はきゅうりとみかんとヨーグルト。かわいいです。
[二女]
もうすぐ2か月。すごくおとなしい。
妻曰く、「おなかがすいたときと寂しい時しか泣かないのでとても助かる」
私の顔を見ると「だっこしろ」と目で訴えてくる(?)かわいいです。
長女誕生後にやったこと・感じたこと
まず最優先にやったことは、食糧(ミルク)の確保。
これは前記事でも書きましたが、赤ちゃんが嫌がらない限りは産婦人科で使用していたものをそのまま使用するのが良いと思います。
我が家ではこれを採用しました。二女も一緒です。二人共喜んで(?)飲んでます。たぶん。
www.beanstalksnow.co.jp
哺乳瓶は成長に合わせて大きいサイズのものを追加購入しました。
洗浄環境は下記と100均のブラシを採用。
item.rakuten.co.jp
ブラシは100均で大丈夫なの・・・?という声もあるかと思いますが、100均の洗浄ブラシは意外と高品質なので安心です。
特に子供が小さいときは1日に何度も使用するものなので、100均でまとめ買いして使用するほうが良いと思います。
chiroro.tokyo
ミルトンとか自動洗浄機も検討しましたが、費用対効果考えると少し高い買い物かな・・・と思ってやめました。
次に大事なのは赤ちゃんの寝床。
新品を買うと高価なのと、子供が大きくなると使わなくなることを考慮し、ダスキンレントオールのレンタルサービスを利用することにしました。月額数千円単位でレンタルできるので、非常にオススメです。
www.kasite.net
長女の時にはスウィング式のベッド(自動でゆらゆら動いてくれるタイプ)をレンタルしました。
寝かしつける分には非常に便利でしたが、大きくなるにつれて窮屈になってしまうので、生後2ヶ月程度しか使用しませんでした・・・笑
赤ちゃん時期のベッドとして使うなら、多少場所はとってもサークル式のベッドのほうが良いと思いました。
(二女からはこちらを利用していますが、柵付きで安心して使用できますし、ベッド上でオムツ交換できるのは結構大きいです)
www.kasite.net
首が座り始め、ハイハイを覚えたタイミングでこちらのゲートを購入しました。
www.toysrus.co.jp
ハイハイを覚えると一気に行動範囲が広がるため、目を離したスキにキッチンに侵入したり使用中のアイロンに手を触れ大怪我・・・というリスクが出てきます。
赤ちゃんを守るためにも、危険なスペースの前にはこちらのゲートを導入することを強くおすすめします。
(長女はこれをよじ登ろうとしていましたが・・・苦笑)
仕事面では、とにかく早く帰ることを意識するようになりました。
平日の昼間は妻に任せっきりになってしまうため、どんなに遅くとも19時半までには一旦切り上げて帰宅し
帰ったら長女のオムツ替え・授乳(ミルク)、寝かしつけを率先してやるようにしました。
業務面も、ちょうど仕事を振られる側(担当)から振る側(纏め)にシフトし始めた時期でした。
今までは少しでもスキルと経験を身につけるべく、いろいろなことに手を出し、帰りの時間が遅くなってもあまり気にしない生活を送っていましたが、
子供が生まれてからは後輩に任せられる仕事は積極的に任せ、業務の属人化・業務の平準化を意識するようになりました。
(VBAやpythonでテストツールを作ったり、バグ管理ツールを作ったり、色々やりました)
結果的には個人だけでなく、チーム全体の作業時間も平準化され、QOLが向上されたかなと思ってます。
また、妻の実家の近くに引っ越すようになってからは、
通勤電車の乗り継ぎが発生し、帰りの電車の時間によって帰宅時間が大きく左右されるようになりました。
せっかく早く上がれても、電車が遅延することで帰り時間が遅くなってしまうことも多々ありました。
なんとかならないもんか・・・と思い、作ったのが下記。
これにより、電車が遅れそうなら早めに帰るなど、列車の運行状況に応じてアクションができるようになり、無駄な時間が削減できるようになりました。
qiita.com
持ち家取得
長女が生まれた2ヶ月後に、近所に分譲地ができたため、本格的に持ち家を検討し始めました。
本当は長女が小学校入ってからを考えていたのですが
居住地近辺の分譲地はなかなかでないこと、住宅ローンの返済期間を考えると早めが良いと思ったため、今回の決断に踏み切りました。
マンションも一時期検討しましたが、
部屋の間取りを自分好みにしたいのと、静かな所で子育てをしたいという要望を踏まえ、注文住宅にしました。
やったことは下記の通りです。
①土地購入
②ハウスメーカー、工務店巡り ※①と②は並行
③住宅ローン融資先巡り
④契約・間取り決め
⑤着工・竣工後検査立ち会い
⑥家電購入
1番悩んだのは②。
近所の住宅展示場に何度も通い、大手ハウスメーカー、地元工務店、設計事務所などいろいろ見てまわりました。
最初は大手メーカーを中心に考えていたのですが、これから子供を育てながら、互いの趣味も続けつつ、住宅ローンを払うことを考えると、これらはどれも総じて予算オーバーでした。。。
とはいえ、耐震性や気密性は妥協したくはなかったので、
スペックを維持しつつ、予算内で家が建てられるメーカをひたすら探した結果、
地元の某ハウスメーカーにお願いすることにしました。
どこにお願いしたかはは伏せますが、ご参考までに、個人的に良いなと思ったハウスメーカーを上げておきたいと思います。
茨城在住のため、茨城にあるメーカーばっかりですがそこはご了承ください。
予算は抑えつつ、耐震・断熱などのスペックも重視したい方
www.noblehome.co.jp
www.hinokiya.jp
www.papamaru.jp
asuka-studio.co.jp
少しでもお金出してでもハイスペックの家を建てたい方
www.ichijo.co.jp
sfc.jp
間取りは機能性と将来性を考えて下記を重視しました。
(結果的には大正解でした。注文住宅の間取りを考えている方は、これらを考慮に入れることをおすすめします)
- 平屋チックな2階建て(老後のことを考え、生活スペースは全て1階。2階には子供部屋、私の部屋、納戸のみ)
- 風呂場⇔洗濯室⇔WICを横一列につなげる。(妻の要望。洗濯作業効率UPのため)
- リビンクは広め。キッチンは対面形式にする(妻の要望。調理中でも子供の様子が見えるように)
- 断熱材はワンランク上のものを選ぶ(私の要望。エアコン代削減のため。)
家電は古くないもの以外はすべて買い替えました。
基本的には価格.comで最安値チェック→家電量販店で価格交渉という王道パターンで買い揃えていきました。
価格情報についてはこんなのを作って定期的に情報収集してました^^;
qiita.com
その中も、導入を強くおすすめしたい家電が2つあります。
1つは乾燥機(もしくはドラム式乾燥機)もう1つは食器洗い乾燥機です。
これらがあると無いとでは大違いです。洗濯と皿洗いにかける時間が大幅削減できます。
我が家では前者は乾太くん、後者はシステムキッチンにビルトインされているものを選びました。
rinnai.jp
二女誕生後にやったこと・感じたこと
特別追加でやったことはありませんが、
お風呂、ごはん、オムツ替え、寝かしつけ、夜泣き対応の負担が2倍になりました汗。
とくに二女が小さいうちは、3時間おきに授乳しなければならないので、これが大変です。
。。。いや、本当に大変なのは妻か。
毎日毎日本当に頭が下がります。
自己啓発に当てられる時間は少なくなりましたが、今携わっているPJが海外向けのシステムで英語を日常業務で使っているため、英語の勉強は継続的にする必要がありました。
そこで、TEDやスタディサプリをiPhoneに入れて、電車通勤中にリスニング、リーディングをやったり、子供を寝かしつけている傍で金フレやったり、Evernoteで単語帳を作って夜寝る前に見たりすることで、まとまった時間を集めて勉強するようにしました。
結果、受験したTOEIC は今のところ最高点近辺をなんとか維持できています。
TOEICに限らず、資格試験の直前はどうしてもまとまった勉強時間が必要だったので、
妻に日曜昼間だけお願いし、近所のスタバやタリーズに籠城して勉強したりもしました。
自己啓発に充てられる時間は総じて減りましたが、
「その分限られた時間で成果を出そう!」と考えるようになったと思います。
(このマインドは少なからず業務面でも出てきているため、これはこれで良い傾向なのかなと)
振り返り
半ば自分の備忘録になってしまいましたが、
結婚してから子供が2人生まれるまでにやったこととその時々に感じたことを書き下ろしてみました。
子育ては自分が想像していたより大変です。
AWS Japanの白山さん(@fushiroyama)も下記の記事でおっしゃってますが、
自分の時間は確実に減ります。そして奥様の負担はその倍以上増えます。
employment.en-japan.com
私はたまたま妻の実家に近いところに住むことができたため、
妻のご両親のサポートを頂きながらなんとかやっていますが、サポートが無いところで子育てしている方々は本当に大変だと思います。。。
とはいえ、子供の成長を間近で見られることは何よりも嬉しいですし
ふとしたときの子供の笑顔は何よりも癒やされます。
これからも、適度に息抜きしつつ
エンジニアとしても二児の父親としても成長していければいいなと思っています。
おわりに
長文&駄文になってしまいましたが
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからご結婚される方、子供が生まれる方、持ち家を取得される方の一助に、
そしてエンジニアと子育ての両立に悩んでいる皆様の共感を得られればこの上なく幸いです。
エンジニアと育児の両立のふり返り (その1:結婚~長女誕生まで)
はじめに
あけましておめでとうございます。
久しぶりの更新です。
私事で恐縮ですが、去年の11月に二女が生まれました。
それからは、仕事と育児に追われる日々が続いててんてこ舞いでした。
「二人目だから少しは余裕もってできるかな」と思っていた半年前の自分を殴りに行きたいです。
むしろ2人目のほうが大変です。。。特に夜泣き。
そんなこんなで気が付けばもう2020年。
年が変わった実感も少ないまま迎えてしまいました。
年末年始で仕事が休みになり、少し自分の時間ができてきたので
ここ3年間(結婚してからいままで)の振り返りと、自分が感じたこと、もっとこうすればよかったなということを文章に起こしてみようと思います。
長文になりそうなので、2部構成にしようと思います。本記事はその1です。
これから結婚、子育てを控えている方の一助になれば幸いです。
その1: 結婚~長女誕生まで
その2:長女誕生から現在
現在の状態・家事分担
我が家の現在の状態と家事分担は下記のようになっています。
[私]
某ソフトウェアメーカー勤務のQAエンジニア。二児の父親。基本土日休み。
家での役割分担:
- 勤労(主な収入源)
- ごみ捨て
- 重いものの運搬作業
- 洗車
- 風呂掃除
- 長女・次女のお風呂(休日メイン)
- 長女のご飯&次女のミルク
- オムツ替え(随時)
- 夜泣き対応(休日メイン、平日サブ)
- IT全般(ファイルサーバ管理・ツール開発&導入・PCトラブル対応)
- 子供写真・動画撮影&編集
生活費は基本全て私の収入で賄い、残りはすべて貯蓄。
[妻]
学校の先生。二児の母親。現在育児休暇中。
家での家事分担:
- 料理全般(負担大)
- 私不在時の育児(負担大)
- 授乳(負担大)
- 長女・次女のお風呂(平日メイン)
- 夜泣き対応(休日サブ、平日メイン)
- 掃除全般
- 買い出し
- 部屋づくり
- 事務手続き(役所、郵便局等、平日窓口中心)
収入(育休手当)は一部小遣い&生活費でそれ以外はほぼ貯蓄。
[長女]
もうすぐ2歳。最近少しずつ言葉を覚え、自我が芽生え始めた。
「いないいないばあっ!」と「おかあさんといっしょ」が大好き。
食欲旺盛で好きな食べ物はきゅうりとみかんとヨーグルト。かわいいです。
[二女]
もうすぐ2か月。すごくおとなしい。
妻曰く、「おなかがすいたときと寂しい時しか泣かないのでとても助かる」
私の顔を見ると「だっこしろ」と目で訴えてくる(?)かわいいです。
結婚してから変わったこと。やったこと。
私自身、3年前に結婚し、それから妻との共同生活が始まったのですが
そこから生活スタイルや考え方がガラッと変わりました。
[独身時代]
- お金の使い方が自由で、自分の裁量で決められた
- 自分の時間が多く取れた(その分、無駄に時間を過ごすことも多かった)
- 帰りの時間を意識せずに働いていた。
- 趣味・自己啓発に充てられる時間は多かった。
[結婚後]
- お金の管理がシビアになった。
- 自分の時間が少なくなった。(100%→50%)
- まとまった時間を大事に使うようになった
- 早く帰られるように仕事のやり方を考えるようになった。
- 趣味・自己啓発に充てられる時間が少なくなった
特に実感したのは、自分本位から家庭本位に変わり、自分が自由に使える時間が少なくなったこと。
自分ひとりの生活じゃないんだからこんなの当り前ですが・・・
その分、まとまった時間を捻出し、その時間を有効に使おうと思うようになった気がします。
まずやったことは、ITインフラ構築。
家でのルーチンワークを少しでも効率化するためにRaspberry piを買ってその中にSambaファイルサーバ構築をしたり
妻のルーチンワークをサポートするツールを整備したりしていました。
この時に、Raspberry PiとLINEのAPIを連動させてお天気通知ツールを作りました。
qiita.com
大学や仕事で身につけたスキルがこんなとこで役立つとは思わなかったので、これはこれで新たな発見でした。
次にやったのは、夫婦の予定を一括管理できるツールの検討。
夫婦の予定共有アプリはお互いの予定把握とド忘れ防止のリスク回避のために絶対導入したほうが良いです。
最初はいろいろ試しましたが、今はTimeTreeを使用しています。
timetreeapp.com
夫婦の予定が色分けで共有できる点、変更履歴が見れる点、ユーザ間(夫婦間)でチャット機能が使える点が非常に良く、非常に使いやすいです。まだ導入していない方にはぜひおすすめしたいです。
その次にやったのは、ライフプランの見直し。
幸運なことに妻の職場の福利厚生の一環で定期的にFPに相談できる機会をいただいたので
今入っている保険の見直しをやりました。
おかげでだいぶ保険料抑えられました。定期的な見直しは大事ですね。
また、それまで財形メインでやってた貯蓄を分散させるなど(財形+外貨+学資保険)しました。
会社でやっていた確定拠出年金も運用配分を見直し、利回りを少しでも増やすよう月イチでちチェックするようになりました。
長女誕生前にやったこと。
長女が生まれる前にまずやったことは、引っ越し。
妻の実家の近くの貸家に空きができたので、思い切って引っ越しました。
職場からは少し遠くなりましたが、妻のご両親のサポートが得られたのは非常にありがたかった。
妻が職場復帰した後の育児の負担をいかに軽減するかが一番の課題でしたが
周囲の妻のコミュニティの支えもあり、なんとかやっています。
次にやったのは、ベビー用品の買い出し。
チャイルドシート、赤ちゃんのお洋服、哺乳瓶、ガーゼ、オムツなどなど。。。
チャイルドシートは種類がたくさんあって悩みました。
悩みぬいた結果、頭の保護機能が一番優れているApricaを選びました。
kakaku.com
リクライニングしやすく、ガッチリしているので安心して使えます。
ただし、少し場所をとりすぎるのが難点。
チャイルドシートに場所を取りたくない方は別のメーカを検討するか、サイズ小さ目のものを選んだほうが無難かもしれません。
チャイルドシートは最新機種で購入すると結構値が張るので、少しでも抑えたい人は、最初に店舗(ベビザラス、西松屋、アカチャンホンポ etc...)に言って現物確認をし
通販サイト(楽天、amazon etc...)で型落ちのものをチョイスすると安く手に入ります。
哺乳瓶はピジョンのものを選びました。というか、妻が選んできました。
こだわりが無い方は大手のものを買えばよいと思います。
赤ちゃんのお洋服はアカチャンホンポや西松屋で売ってます。
新生児用のコーナーがあるので、そこで買うとよいと思います。
出産祝いで頂けることもあるため、意気込んで多くそろえなくても大丈夫だと思います。
オムツはこれがおススメというものを紹介するのは非常に難しいです。
というのも、赤ちゃんの肌の状態や大きさによって、合う合わないがはっきり出てくるためです。
うちの子はメリーズ、パンパース、グーンなどいろいろ試しましたが
最終的にはメリーズに落ち着きました。
まずはいろいろなメーカのものを試し、自分の子に合うものを選んでいくのが良いみたいです。
ミルクは病院で使ったやつをそのまま使おうと思ってたので、この段階では購入しませんでした。
その次にやったのは、クルマの乗り換え。
以前はデミオ(MAZDA2)に乗ってましたが、チャイルドシートとベビーカーを乗せるキャパを考えるときついので、ミニバンへの乗り換えを検討しました。
ヴォクシーかシエンタで悩んだ結果、8人乗りで燃費良しのヴォクシーハイブリッドを選びました。
値ははりましたが、燃費良し、キャパ良し、乗り心地良しでとても満足しています。
ガーゼはたくさんあって困ることはないので、事前にまとめ買いで購入した方がよいです。
ガーゼはよだれ拭き、授乳時の漏れ防止、お風呂等、色々なところで使います。
最後に検討したのは、ビデオカメラの購入。
ビデオカメラは子供の成長記録のマストアイテム!という思い込みもあり、下記のものを買いました。
ただ、今振り返ってみると、ビデオカメラで記録しているのはライブイベントのみで、普段の様子を撮りたいとき等は、スマホのお手軽さには勝てないなと感じました。
そのため、子供の成長記録を高画質で残したい方以外は導入優先度を落とし、スマホメインの撮影にするのも1つの手だと思います。
おわりに
まとめると
- エンジニアとして身につけたスキルは家庭でも役に立つ機会はたくさんある(主にルーチンワークの効率化など)
- スケジュール共有ツールは必ず導入しましょう。
- 結婚後はライフプランの見直しを!
- 赤ちゃんを迎える準備は計画的に!ベビー用品は服、ガーゼ、哺乳瓶を中心に準備を。オムツとミルクは合う合わないがあるので、産まれてからでもOKです。クルマはミニバン以上が良いです。ビデオカメラは無理に買わなくても大丈夫。
今回はひとまずここまで。
その2につづきます。
SQIPシンポジウム2019に行ってきた
はじめに
久しぶりの更新。
先日、上長のススメでソフトウェア品質シンポジウム(SQIPシンポジウム)を聴講してきた。
QAエンジニアとして働き初めて7年経ったが、
これまで社外のシンポジウムやセミナーに参加したことがなかった私。
(住んでいるのが地方なので、なかなか都内のセミナーに参加できなかったというのもありますが。。。)
せっかく頂いた機会なので、聴講して学んだこと、感じたことについて残しておく。
(完全に自分用備忘録なので、若干まとまりのない文章になります。ご容赦ください)
SQIPシンポジウムとは?
リンク先はこちら。
www.juse.jp
ソフトウェア開発における品質保証活動(テスト、品質分析、レビュー etc)をテーマとした発表・聴講を通じて自分が取り組んでいる品質保証活動活動の展開・共有する場。
聴講者の層としては、ソフトウェアハウス、メーカーに務めるQA部門、テストテストエンジニアの人が多かった。
アカデミックな内容もあったので、企業や大学の研究者の方々もそれなりに。
登壇された方のバックグラウンドは総合電機メーカー、ソフトウェアハウス、PCメーカー、自動車メーカー、SIer、大学教員などなど。
本会議は9/12(木)と9/13(金)に開催。場所は東洋大学白山キャンパス。
聴講したもの
プログラム自体は2日間でしたが、仕事の都合で初日(9/12)だけしか聴講できず。。。
今回は初参加ということもあり、色々な方のお話が聞きたかったので、全カテゴリまんべんなく聴講できるようにチョイスした。
実際に聴講したセッションの中でいくつか気づきがあったので、備忘録として下記にまとめておく。
【特別講演】建設業界のデジタルトランスフォーメーションについて
登壇者は国内最大の重機メーカ「コマツ」の執行委員の方。
重機機械にIoTを導入して作業の自動化・効率化を図る「スマートコンストラクション」の取り組みについてのお話。
講話の中で最も印象的だったのは下記。
「メーカーはシステムの品質や処理性能をよくアピールするが、建設業界の現場側からすればそれはどうでもいい。建設業界の現場が一番重視していることはそのシステムを使ってどのような利益・恩恵を受けるかということ。顧客に説明するときは、自分の主張がメーカ目線になっていないかを十分注意する必要がある」
これは建設業界だけにとどまらず、SEと顧客の間でも言える話ではないかと。
私自身も、顧客にシステムの提案や説明をするときに、「そんなのは求めていない」と言われてしまったという話をよく聞く。
QAとして気にかけなければいけないのは、テストケース作ったりバグ報告したりするときはメーカ目線ではなくユーザ目線でやることかな。。。
よく色んな人から「顧客目線で検査しろ」とか「顧客目線で説明しろ」と言われるが、その本質はここにあるのかもしれない。
ODCを用いた品質分析作業の標準化のお話
登壇者はエプソンアヴァシスの方。
どこのQAもテスト管理ツール、もしくはバグ管理ツールをもとに品質分析を実施しているが、品質分析のアプローチは体系化・標準化された手法がないため、分析者の力量に左右されてしまうという問題がある。
これを業務の中で標準化することで、だれでも分析ができるようにしようというお話。
ODCというのは、下記7つの属性を組み合わせて分析し、そこから掘り下げを行うアプローチ。
Attributes | 属性 | 概要 |
---|---|---|
Defect Removal Activities | 検出工程 | 欠陥を摘出した工程 |
Trigger | トリガー | 欠陥を発見する観点 |
Impact | インパクト(品質特性) | お客様に与える影響 |
Target | 修正対象 | 修正対象の成果物 |
Defect Type | 欠陥タイプ | 修正した欠陥の種類 |
Qualifier | 起因 | 欠陥埋め込みの種類 |
Age | 混入時期 | いつ作り込まれたか |
Source | 発生元 | 成果物の出頃 |
面白かったのは、分析の目的に合わせた属性の組み合わせパターンを提示していた点。
例えばテスト工程の場合:
- テストの成熟度を確認したいときは・・・トリガー+検出工程の軸で分析を行う。
- テストの強化観点を確認したいときは・・・トリガー+欠陥タイプの軸で分析を行う。
- テストの完成度を確認したいときは・・・トリガーとテスト項目有無の軸で分析を行う。
確かにこれならケースバイケースでやることが決まるので、分析の属人化が減らせそう。
すぐに実戦で試せそうなので、早速実際に動いているPJで試してみようと思います。
視線情報解析を用いたUX評価のためのユーザビリティテスト
登壇者は富士通の方。
ユーザビリティテスト中のオペレータの目線を計測し、その視線情報を元にシステムの使いやすさ(UX評価)を向上させようというもの。着眼点がとても面白い。
ユーザがテスト中に見たものがデータとして残るため、テスト後のインタビューで収集できなかった情報が得られるのは良いなと思いました。
ただ、視線情報を確実にとるには、事前のキャリブレーションが必要とのこと。
顧客(ユーザ)試験に適用すれば、生の運用目線のデータが得られるかなと思ったけど、キャリブレーションの時間とストレスがネックかな。。。
【ランチセッション】レビューツールの紹介
ランチセッションとは、簡単に言うとお昼ご飯を食べながら発表を聴けるセッションのこと。
なかなか面白いシステムだなと思いました。
SQIPシンポジウムでは事前申込さえすれば追加料金なしで参加できるようです。
私が参加した9/12(木)はデンソークリエイトかSCSKのうち1社の発表を選択する形式でした。
事前にアブストを読んで比較したところ、Lightning Reviewというレビューツールが面白そうだったので
前者を選択させていただきました。
www.lightning-review.com
このツールの特徴を簡潔にまとめると下記の通り。
- レビュー成果物としてWord, Excel, Powerpoint, PDFファイルのインポートが可能。
- ファイルインポート機能が優秀。ドキュメントファイルに設定されている見出し構造を自動解析し、そのまま取り込める。
- ドキュメントのキャプチャ取得ができる。直接書き込んだり矢印や丸をつけることができるため、担当者に指摘箇所を正確に伝えることができる。
- 担当者はツール経由で修正内容をレビュアーに伝達できるため。別途説明用の資料を作成する手間が省ける。
- レビューの指摘内容は「未修正」「修正済」「確認済」の3種類に色分けして表示できるため、指摘内容の一元管理・刈り取りがもれなく行える。
ざっと振り返ってみるとなかなか良さそう。気になるライセンス料もそれほど高くない。
自分が所属している部署でもレビューツールを取り入れ始めようとしているようなので、
今度紹介してみようと思います。
セッションで配布されたお弁当も美味しかった←
まとめ
その他、参加してみて感じたこと。
- 品質分析の標準化の話はパターンが体系化されていてシンプルだった。早速自部署で実践してみる。
- Lightning Reviewなかなか良い。自部署に紹介して、導入予定のツールと比較させてみようと思います。
- アジャイル開発のセッションはどこも満員で驚いた。「何度もSprintを回すアジャイル開発を導入したPJに対し、QAはどのようにして品質の見極めを行うか」がQA共通の関心事になっているように感じた。ウォーターフォール型しか経験してこなかった自分にとっては新鮮だったが、他の聴講者にとっては当たり前の内容だったように感じられた。(自分の考え方が古いのか、実は置いていかれている・・・?)
- 自部署のQA業務のなかでは思いつかなかったアイデアやシステムを知ることができたのは良かった。Lightning Reviewやエプソンアヴァシスの品質分析手法については、自社のセミナーだけでは知り得ない情報だった。「井の中の蛙」にならないためにも、積極的に社外に出て情報収集することも大事だということを学んだ。
- 一方で、アイデアは斬新だが、「まだ計画段階で実用化はまだ」という発表も何件か見受けられた。どの企業も「ソフトウェア品質」で抱える問題点をなんとか解決するために数多の提案出しているようだが、実開発PJに適用するのはなかなか難しいようだ。これに関してはどの企業のQAも頭を悩ませているんだな感じた。
まとまりの無いまとめになってしまいましたが
今後の指針を与えられた気がします。
何かしら成果出して、今度は自分が登壇できるよう精進しよう。
初級ソフトウェア品質技術者認定資格(JCSQE)受けてみた
はじめに
去年の11月に日科技連が主催している初級ソフトウェア品質技術者認定資格(以下JCSQE)を受験し、
本日無事合格をいただけたので、受験にあたっての勉強法と実際に受けてみての感想について書いてみたいと思います。
これから受験する方の参考になれば幸いです
そもそもJCSQEとは?
日科技連が主催として行われているソフトウェア品質向上のための資格制度。
一見、ソフトウェアメーカーのQAやテストエンジニア向けの試験制度のようにも見えるが、
開発者やPMなどソフトウェアに携わるすべての人を対象にしている。
試験自体はすべてSQuBOK(後述)から出題されます。
受験料は初級が10,800円、中級が16,200円。
Webサイトはこちら。
www.juse.jp
勉強方法
初級は専用の問題集があるので、
「問題集を解き、わからない箇所はSQuBOKで調べる」という方法で進めました。
このSQuBOKには、ソフトウェアの品質の定義〜品質向上技法までありとあらゆるノウハウが載っています。
個人的にはQAだけでなく、ソフトウェアの品質を向上させたいSEや開発者にもぜひ読んでほしいと思ってます。
会社の勉強会や輪読に使っても良いかもしれません。
ただ、ページ量がものすごく膨大なので、
試験勉強として最初にSQuBOKを読むのはやめたほうがよいです。確実に挫折します。
あくまで「副教材」として扱うことをオススメします。
あとは、電車の移動時間をつかってQbookの模擬試験解いたりしてました。
www.qbook.jp
受験感想
これまで通りマークシート4択40問の60分形式でしたが、
SQuBOKの内容をしっかり理解していないと簡単に解けないような問題ばかりのように感じました
(たまたま今回がそうだっただけかもしれませんが・・・
問題集やるだけで臨んでたら足元すくわれてたかもしれません)
初めて受験する方は「問題を解く⇔SQuBOKの該当箇所を読む」を繰り返しやるようにしてください。
他エントリには「初級は問題集だけで十分」とも書かれてたりしますが、
10,800円の受験料を無駄にしたくないならば、これくらいはやっておいたほうが安心だと思います。
ちなみに私は東京で受験したのですが、受験層は20代〜50代と結構幅広かったです。
受験人数も100名超えていたように思えました。受験人数は年々増えているようです。
今後
中級はどうしようかな・・・受験料16,200円が高くてなかなか踏ん切りがつきません。
ひとまず、2月にJSTQB Fundationを受験予定なので。合格できたらこちらのエントリも書きたいと思います。
家電選び
はじめに
年末年始ももう終わりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は、特に外出せず、帰省もせず、家でのんびりすごしてます。
実家が極寒地であるため、そこに1歳も満たない娘を連れて行くのもリスクが高かったというのもあるんですがね・・・笑
ココ最近は仕事も相当忙しかったので、とても良い気分転換になってます。
とはいえ、ただただのんびり過ごすのも性に合わないので・・・
5月に控えている新築引っ越しに向け、買い換える家電のリサーチをはじめました。
リサーチの仕方について
家電購入をするときに、価格.comのランキング情報と口コミを参考にし、
それをベースに家電量販店で値切り交渉をする・・・
という方法は皆さんよくやると思います。私もよくやりました。
ただ、今回は「冷蔵庫」「洗濯機」「テレビ」等を一気に買い替えるため
膨大にある製品カテゴリの中から探し出すのは相当大変だと感じました。
そこで・・・pythonの勉強がてら、こんなスクリプト書いて自動収集してみました。
詳細はこちらの記事を参照。スクレイピングは奥が深くて難しいけど面白い。
リサーチしてみて良いなと思ったもの
今回は手始めに「薄型テレビ」、「縦型洗濯機」、「冷蔵庫」の3カテゴリでリサーチし
個人的に良いなと思ったものを上げてみました。
※注意:
今回のチョイスは「既婚+子供1人の3人家族」を前提としているため、
一人暮らしの方々にはオーバースペックの内容になるかもしれません。予めご了承ください。
テレビ
ランキング・口コミを見る限りだとREGZAかVIERAの2択かなと感じました。
後はレコーダーとの相性と新居の間取りと相談かな‥‥
間取りは広めにとってもらってるからどちらでも大丈夫だと思うけど
冷蔵庫
冷蔵庫のスペックだけみると、真空チルドが頭一つ抜けてるなと感じました。
それだけ良い値がするのが悩みどころですが…友人からの勧めもあったので、今の所第一候補になりそうです。
唯一の懸念はガラスドア。
最初は真空チルドだけなのかと思ったけど、よくよく調べると同水準の他メーカの冷蔵庫もガラスドアなんですね・・・
強度が少し気になります。子供のいたずらでヒビが入ったりしたら目も当てられないですし。
まとめ
今回は価格.comのランキング情報を収集し、
「薄型テレビ」、「洗濯機」、「冷蔵庫」の候補リストを出してみました。
完全に個人用のまとまりのないエントリとなってしまいましたが
家具買い替えを検討している方々の参考になれば幸いです。
今後は家具の選定もしなければ。
リビングテーブル、本棚、デスク、箪笥・・・買わなきゃいけないものがいっぱい。
あれ・・・意外とやることいっぱいある??
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2019年、今年も宜しくお願いします。
技術的なお話、プライベートなお話(可能な範囲で)など、思ったことや備忘録などをつらつらと書いていきたいと思います。